スタッフブログ
ぎっくり腰の再発が不安な方へ
なぜぎっくり腰は繰り返しやすいのか?
ぎっくり腰の根本原因とは
ぎっくり腰は、突然起こる急性の腰痛として知られていますが、その原因は決して「偶然」ではありません。骨盤や背骨の歪み、筋力の低下、姿勢のクセなど、日常の積み重ねが引き金となっていることがほとんどです。
特に現代人は、デスクワークやスマートフォンの使用によって猫背や反り腰、片寄った重心など不良姿勢になりやすく、腰にかかる負担が日々蓄積しています。その状態でちょっとした動作──洗顔や荷物を取るといった何気ない動作をした瞬間に、筋肉や靭帯に急激なストレスが加わり、強い痛みが走るのです。
このような体の状態を放置したままにしておくと、当然再発しやすい体ができあがってしまいます。ぎっくり腰を根本から改善するためには、痛みを取るだけでなく、なぜその痛みが起きたのかという原因にしっかり向き合うことが重要です。
再発しやすい人の生活習慣とは
ぎっくり腰を繰り返しやすい人には、共通する生活習慣の傾向があります。中でも特に多いのが、長時間同じ姿勢でいること。デスクワークや車の運転など、同じ姿勢が続く生活は、筋肉の緊張を高め、血行不良や柔軟性の低下を招くため、腰に負担がかかりやすくなります。
また、運動不足による筋力低下も無視できません。特に体幹(インナーマッスル)の筋力が低下すると、骨盤や背骨の位置が安定せず、些細な衝撃でも腰を痛めやすくなります。他にも、冷え、睡眠不足、ストレスといった体調の乱れも、再発の要因として大きく関与しています。
当院では、ぎっくり腰の施術と併せて、こうした生活習慣のアドバイスも行い、根本から見直すことで再発予防につなげていく取り組みを行っています。
「治ったと思ったのに…」の落とし穴
一度ぎっくり腰の痛みが引くと、「もう大丈夫」と思ってしまう方が多いですが、ここに大きな落とし穴があります。痛みがなくなったということは、あくまで炎症や筋肉の損傷が一時的に落ち着いただけであり、その原因となっていた体の歪みや筋力のアンバランスが改善されたわけではありません。
そのため、以前と同じ姿勢や動作を繰り返していると、数週間~数ヶ月のうちに再びぎっくり腰を発症してしまうリスクが高くなります。軽度な症状の段階で適切なケアを行っておけば、短期間での改善と再発防止が可能です。
リーフ整骨院有馬院では、「痛みが取れたから終わり」ではなく、その先の予防まで見据えたトータルケアをご提案しています。「何度も再発している」「痛みは引いたけれど不安が残る」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
再発を防ぐために必要な3つの視点
筋肉・骨格のバランスを整える
ぎっくり腰を繰り返さないためには、「腰が痛いところ」だけを見るのではなく、全身のバランスに着目する視点が欠かせません。腰の痛みは、必ずしも腰だけの問題とは限らず、骨盤や背骨、股関節、膝、肩など他の部位の歪みが関係していることが多くあります。
特に骨盤が歪んでしまうと、上半身と下半身のバランスが崩れ、腰部に過度な負担がかかる構造となります。これは長時間の座り姿勢や足を組む癖、片足に重心をかける立ち方などが原因です。当院では、まず姿勢や関節の可動域を細かくチェックし、全身の骨格バランスを整える施術を行います。
体の中心である骨格が整うことで、筋肉への負荷が分散され、「ぎっくり腰になりにくい体」をつくることができます。
日常動作・姿勢の見直し
ぎっくり腰の再発を予防するには、施術だけでなく日常生活での「動き方」や「姿勢」に対する意識改革が必要不可欠です。たとえば、物を拾うときに腰を丸めるのではなく、膝をしっかり使ってしゃがむ、座るときには骨盤を立てて深く座る、といった基本動作が再発防止に直結します。
また、長時間同じ姿勢を続けない工夫も大切です。デスクワークであれば、1時間に1回は立ち上がって軽くストレッチを入れる、通勤時間には立ってバランスを保つようにするなど、ちょっとした意識の積み重ねが腰の負担を減らします。
当院では、施術後に「自分の生活で注意すべき動作」をお伝えし、具体的な改善方法までフォローしています。セルフケアと併用することで、高い予防効果が期待できます。
ストレスと体の使い方の関係
実は見落とされがちなのが、心と体のつながりです。ストレスが溜まると自律神経が乱れ、筋肉が緊張しやすくなります。特に腰まわりの筋肉はストレスの影響を受けやすく、普段は何ともない動きでも、疲れていたり気が張っていたりすると痛みが出やすくなります。
また、精神的な不安や焦りがあると、無意識に体を固く使ってしまう癖が出てくるため、腰を痛めやすい状況を自ら作り出してしまうことも少なくありません。当院では、こうしたストレス要因も含めた総合的なケアを心がけています。
リラックスできる施術環境や、優しい声かけ、安心できる説明を通じて、心身の緊張をゆるめることも再発予防の一つと考えています。
自宅でできる!再発予防のセルフケア
朝晩5分でできる簡単ストレッチ
ぎっくり腰の再発予防には、毎日のストレッチ習慣がとても重要です。特に寝起きや一日の終わりなど、身体が硬くなりやすいタイミングでのストレッチは、筋肉の柔軟性を保ち、腰の可動域を広げる効果があります。
朝は「仰向けで膝を胸に引き寄せるストレッチ」や「腰を左右にひねる体操」がおすすめです。起き上がる前に布団の上で行うことで、腰に負担をかけずに身体を目覚めさせることができます。
夜は、深呼吸と共に「猫のポーズ」「骨盤の前後運動」などを取り入れると、日中の緊張をほぐしてリラックス効果も高まります。ポイントは痛みを感じない範囲でゆっくりと行うこと。無理に伸ばさず、気持ち良いと感じる範囲で続けていくのがコツです。
ストレッチについて詳しく知りたい方はこちら→https://leaf-kawasaki-arima.com/blog/1251/
日常で実践できる動作改善のコツ
ストレッチと並行して大切なのが、普段の動作の中で腰をかばわない身体の使い方を身につけることです。たとえば、物を持ち上げるときは膝を曲げて腰を落とし、背中を丸めずに胸を張って持ち上げる。この基本姿勢を守るだけでも腰への負担は大きく減少します。
また、椅子に座る際は浅く腰掛けて背中を丸めるのではなく、骨盤を立てて深く座るように心がけると、自然と姿勢が良くなり、腰の負担が軽減されます。
他にも「荷物を片側ばかりで持たない」「長時間同じ姿勢を避ける」「寝返りを打ちやすい寝具を選ぶ」といった工夫も再発予防に有効です。当院では、こうした日常生活での注意点についても、わかりやすく具体的にアドバイスしています。
腰にやさしい生活習慣とは
ぎっくり腰の再発を防ぐためには、日々の生活習慣の見直しも欠かせません。まず基本となるのは、十分な睡眠・栄養バランスの良い食事・適度な運動です。特に睡眠不足や過労、ストレスが続くと、筋肉の緊張や血行不良を招きやすくなり、腰痛の引き金となります。
また、日常的に「冷え」を感じている方は、体を内側から温める習慣を持つことも大切です。冷えは筋肉の硬直を招き、ちょっとした動作でも痛みが出やすくなります。入浴ではシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで血流を促し、リラックス効果も得られます。
日々の中で無理をせず、体の声に耳を傾けることが、結果的にぎっくり腰の再発予防へとつながります。当院では、一人ひとりの生活に合わせた無理のないセルフケア方法もご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
整体で実現する根本改善と再発防止!!
痛みの原因を明確にしながらアプローチ
ぎっくり腰は、単に「腰に負担がかかった」だけではなく、体全体の使い方や生活習慣、過去の身体のクセなどが複合的に絡み合って起こる症状です。そのため、症状を繰り返さないためには、原因を明確にし、その根本に対して施術を行う必要があります。
当院では、問診や姿勢・動作のチェックを通じて、腰だけでなく肩・背中・骨盤・足など全身のバランスを丁寧に確認します。症状が出ている部位と、実際に問題を起こしている部位が異なるケースも多く、「痛いところを揉むだけ」では解決できない問題も少なくありません。
このように、原因の特定→計画的な施術→日常生活へのフィードバックという流れを丁寧に行うことで、再発を未然に防ぐことが可能となります。
原因について詳しく知りたい方はこちら→https://leaf-kawasaki-arima.com/blog/1239/
骨盤・背骨の歪みを調整する整体の力
整体の最大のメリットは、体の歪みを整えることで根本的な改善を目指せる点にあります。特に骨盤や背骨は、全身のバランスを支える「要」であり、ここに歪みがあると周囲の筋肉や関節にも負担がかかりやすくなります。
ぎっくり腰を繰り返す方の多くは、骨盤が傾いていたり、腰椎の柔軟性が低下していたりする傾向があります。こうした歪みを無視してしまうと、痛みの再発リスクは高いままです。
当院では、ボキボキしないソフトな手技で骨盤・背骨のバランスを調整し、筋肉・関節が自然な位置で働けるよう導いていきます。身体の負担を最小限に抑えつつ、可動域の改善と姿勢の安定を図る施術を行っています。
施術+生活指導で長期的な改善を
整体施術だけでなく、その後の生活をどう送るかも、ぎっくり腰の再発を防ぐうえで非常に重要です。どんなに優れた施術を受けても、日常で同じような負荷をかけ続けていれば、再び痛みは戻ってきます。
そこで当院では、施術後に必ず、お一人お一人に合わせた生活指導やセルフケアのアドバイスを行っています。たとえば、「イスの座り方を見直す」「荷物の持ち方に気をつける」「ストレッチを1日5分だけ続ける」など、無理なく実践できる内容を重視しています。
「ここまでやってくれる整骨院は初めて」との声も多く、痛みを繰り返さない身体づくりを一緒に進めていくことが、私たちの最大の使命だと考えています。
ぎっくり腰再発予防に関するよくある質問
何度も繰り返すのは体質のせい?
「ぎっくり腰を何度も繰り返してしまう…」という方から、「体質のせいでは?」というご相談をよくいただきます。確かに、関節が柔らかい、筋肉量が少ないといった個人差はありますが、ほとんどの場合、体の使い方や生活習慣、筋肉・骨格のアンバランスが原因です。
正しい姿勢や動作を学び、筋肉や関節の働きを整えることで、再発を防ぐことは十分に可能です。体質に悲観する必要はなく、今の身体の状態に合ったケアを取り入れることが鍵になります。
予防のために運動した方がいい?
はい、適度な運動はぎっくり腰の予防に非常に効果的です。特に体幹(腹筋や背筋など)の筋肉を鍛えることで、腰を支える力が高まり、ちょっとした動作でも腰を痛めにくくなります。
ただし、自己流で無理な筋トレをしてしまうと、逆に身体を痛めるリスクもあるため注意が必要です。まずは、「骨盤の前後運動」や「ドローイン(腹式呼吸トレーニング)」など、無理なく続けられる軽い運動から始めてみましょう。
当院では、ご自身の体力や柔軟性に合わせた簡単な運動指導も行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
整骨院にはどのくらい通えばいい?
通院の頻度や期間は、症状の程度や生活スタイルによって異なります。一般的には、初回から数回は間隔を空けずに通っていただくことで、炎症や痛みのコントロールを行いながら身体のバランスを整えていくことが効果的です。
痛みが落ち着いてきた段階では、週1回〜2週に1回程度のペースでメンテナンスを行うことで、再発予防に繋がります。当院では、症状や回復状況に合わせて、無理のない通院計画をご提案しています。
整骨院での治療について詳しく知りたい方はこちら→https://leaf-kawasaki-arima.com/blog/1269/
再発のサインってあるの?
はい、ぎっくり腰の前兆として以下のようなサインが現れることがあります:
- ・腰に違和感や張りを感じる
- ・朝起きた時に腰が重だるい
- ・長時間座った後に立ち上がるときに痛む
- ・片足に重心をかける癖が戻っている
これらは体のバランスが崩れているサインであり、ぎっくり腰の再発を予告している可能性もあります。こうした状態を見逃さず、早めにケアを受けることが再発防止のカギとなります。
ぎっくり腰になりにくい座り方は?
正しい座り方は、腰への負担を軽減し、再発を防ぐ大きな要素です。基本は骨盤を立てて背筋を軽く伸ばした姿勢。椅子には深く座り、お尻と太ももでしっかり座面を支えるよう意識しましょう。
また、足を組んだり、背もたれに寄りかかりすぎたりするのはNGです。長時間座る際には、時々立ち上がって背中や腰を伸ばすことも忘れずに。
座り姿勢を意識するだけで、腰の負担が大きく減少します。デスクワークの多い方には、クッションやサポートシートを使った座り方も当院でご提案しています。